三日月代表のブログ

あがり症の克服方法は自分なりに見つけるもの

あがり症は簡単に治せない。

あがり症という意識が、少しでも心の中にある以上完全に治すのは不可能だ。

考えれば考えるほど治せない。しかし考えないと治せない。

だからあがり症を治すのは難しいのだ。

残念ながら僕もまだ治せてはいない。ただ、昔とは変わった。

 

高校のとき、突如あがり症になり、人前で話すことはもちろん、授業中の音読や一言の発言でさえも、まともにできなくなった。声が震えすぎて、言葉が前にすすまないのだ。教室から逃げそうになる時が何度もあった。
大学のときは、プレゼンが何度かあったが、頭が真っ白になり発表資料に書いてある文字をそのまま読むことで精一杯だった。

しかし、今では会社で何度もプレゼンをこなしている。緊張はするが昔ほどではない。自分の頭で考えて発表が出来ている。

 

このように自分は昔とは変わった。

しかしなぜ変わったのか。僕が変わるために何をしたのかを簡単に挙げていこうと思う。

 

・人に打ち明ける。

まず始めにしたことだ。勇気をだして友人や親に打ち明けるだけで、すっきりする。抱えこんでいたら、何も始まらない。相手もわからない。

 

・発表前に、緊張していると伝える。

正直発表前に「自分、緊張しています」なんて、言いにくい。堅苦しい場だったらなおさらだ。しかし、ここも勇気をだして言うことで、場の空気は柔らかくなった。

 

・発表中、咳をする。

あがり症の克服方法として、複式呼吸をすれば良いとよく記載されているが、腹式呼吸がよくわからないし、発表中はなかなかうまくできない。

しかし、咳をすれば簡単に腹式呼吸ができるのだ。しかもプレゼン中に咳をしても何もおかしくない。ただプレゼンで咳に頼りすぎて、プレゼンが咳で埋め尽くされる時もあった。

 

・胸を張って大きい声で話す。

これは、腹式呼吸になりやすい話し方だ。

話している最中も、自然と腹式呼吸になるので、言葉が震えずにうまく話せているという感覚を掴むことができた。

 

・あがり症克服セミナーに参加する。

お金がたくさんある人は、行ってみてもいいと思う。こういったセミナーなら参加者はあがり症の人しかいないので、怖がる必要はない。僕が受けたセミナーは、1日中みっちり人前で話すものだったので、失敗を気にせず場慣れができた。

 

・少人数の場での発言から始める。

いきなり大人数の前では難しいので、少人数での会議などで無理に参加した。自分の意見をみんなに伝えたというよりは、隣に座る先輩や上司にこそっと話す程度だ。そこから始めて、隣の人に話す感覚でみんなに伝えるようにした。

また、飲み会などラフな状況で試していくのも良かった。

 

・あがり症の薬を飲む。

最終手段だ。あまり僕も使いたくないが、絶対に失敗できない場面では飲んでしまう。ただ、薬を使うと緊張しなくなるので、自信をつけるために使うのはいいかもしれない。ただ、常備薬として使うと、薬を切らしてしまった時にいつも以上の不安に襲われるため、頼るのは危険だ。

 

こういったことをしたおかげで僕はあがり症を少し克服したのだ。

しかし、皆がこれをしたから治るということは絶対にない。

先ほど挙げたものは、ただ僕が成功体験を増やすために行った具体的な手段に過ぎない。

つまり、あがり症を克服する方法は、成功体験を増やすしかないのだ。これに尽きる。

しかし、ただの体験を増やしても、あまり意味がない。僕が大学時代やっていたような、発表資料をそのまま読むといったことだ。

また、失敗体験もよくはない。それがトラウマになり、人前がもっと怖くなるだろう。

実際僕は大学時代、失敗体験をした。

プレゼンの途中でいきなり貧血になり目が見えなくなりぶっ倒れたのだ。

しかしそれは一時的なもので、救急車が到着した時には貧血は治っていた。目の視力も回復している。しかし、とりあえず担架に乗せられた。正常に戻った状態で救急隊員2人に運ばれた。通行人とも目が合う。かなり恥ずかしかったが、国王になった気分だった。

というような、国王の気分になれたという失敗体験だ。

こんな失敗体験はしないほうが良い。

ただ、このような失敗体験を恐れていては成功体験すらできない。

 

何が言いたいかというと、身の丈にあった成功できそうな課題を何度も体験していくことが必要だということだ。

無理に大勢の前で話すことはない。飲み会やラフな状況から始めればよい。

あがり症の克服方法は自分なりに見つけるものなのだ。