三日月代表のブログ

前を向いて歩くための4つの策

最近、僕は前を向いて歩けるようになった。

人生の話ではなく、実際に歩く時の話だ。

今まで、街中を歩いているとき、前方から誰かが歩いて来ると、どこを見て歩けばいいかわからなくなっていた。

自分の大きな顎を露わにしながら歩く様を見られたくないのかもしれない。

とにかく周りの目が気になっていたのだ。

その結果、下を向きながら歩く癖がついた。

特に美しく自信に満ち溢れた女性が前から歩いて来た時は、相当危険だ。僕の顎が胸に刺さる。

この状況では、僕のこの胸はいつまで持ってくれるかわからない。

そんな事態を回避しようと僕なりに策を練り、実行した。

その結果、前を向いて歩けるようになったのだ。

その策達を紹介しようと思う。

一つ目は、「suchmosとかJamiroquaiとかオシャレな音楽を聴いてオシャレになった気になる。」

オシャレな音楽のオシャレなPVを見た事があるだろうか。だいたいイケメンのオシャレな奴がカメラ目線で歩いている。

こいつになりきるのだ。自分がPVの主人公であるかの如く。オシャレな音楽が街中でBGMとして鳴っていると感じながら歩くのだ。

そうする事で、どんなにブサイクであろうが、どんなにボロボロの布切れを体に纏おうが、イケメンのオシャレな格好をした人間になれるのである。

二つ目は、「人々が消えてしまった街中を歩いていると思い込む。」

周りの目を気にし過ぎてしまうのであれば、視界から人を消してしまえばいい。

前から歩いてくる人がいたとしても、体が透けてその先の景色が見えていると思い込むのだ。

人が消えてしまった街中を歩いている人が、前から歩いてくる人を見つけた時、まず嬉しいと思う。そこまで思ってしまうくらい、自分を騙すのだ。

そうする事で、誰かを捜し求めながら遠くを見つめるような顔で歩いていける。つまり前を向いて歩けるのだ。

三つ目は、「いつも通りの日常を過ごしていたはずが、あるきっかけで現代にタイムスリップしてしまった古人になりきる。」

ドラマや映画で、現代にタイムスリップしてしまった古人を見かけるだろう。こいつらはいつも決まって周りを見渡す。

見た事ない光景が急に目の前に広がるからだ。

こいつらにとって、高いビル、自動車、人々、全てが新鮮で興味をそそる物ばかりなのだ。

江戸時代からタイムスリップしてきた古人が、周りからの目を気にしながら歩いているシーンを見た事あるだろうか。そいつはもうタイムスリップの常連さんだ。もはや現代人だ。

そんな現代人ではなく、初めてタイムスリップしてきた古人になりきり、驚きと不安に満ちた顔で歩いていけば良いのだ。

四つ目は、「とにかくおっぱいを見る。」

ふざけてなんかいない、至って真面目だ。

男性にしか意味がないかもしれないが、男性にとってはかなり効果的な方法だと思う。

正直、自分の目の前に誰にも気づかれずに見れるおっぱいがあるなら見続けるだろう。

しかし、実際の街ゆくおっぱいは見続けてしまえば人に気づかれる。

周りの目を気にしているのに、おっぱいを見続けて変なやつだと思われてしまっては、元も子もない。

しかし、どうだろうか。街中で見かけた変な人の顔を詳細に思い出す事が出来るだろうか。ものすごく印象的な顔や風貌でなければ、絶対に思い出す事は出来ないだろう。

つまり、おっぱいを見続けてもバレないのだ。街ゆくおっぱいは全て見続けて良いのだ。

こう考える事で、下を向きながら歩くことは絶対にできないだろう。

そして新しく、本能剥き出しの顔つきを治したいという問題が生じてくるだろう。